【菌ちゃん農法にチャレンジ】
御覧いただき有難う御座います。
2023年1月より菌ちゃん先生こと吉田俊道さんの推奨する『菌ちゃん農法』に挑戦しています。
菌ちゃん農法とは?
菌ちゃん先生(吉田俊道さん)が教えてくれる【環境再生型農業】で農薬や化学肥料を使わず、さらに肥料も使わない地球にとっても優しい農業です。
肥料を使わずに野菜が育つの?って思いますよね。
その秘密は、なんと今まで農業の敵だと思っていた「糸状菌」が多いに関係するのです。
糸状菌は、窒素固定細菌とつながり空中にある窒素を固定し土の中に取り込む役目を果たしてくれます。
糸状菌と野菜の根がつながり
空中から取り込んだ窒素を野菜たちに与えることで野菜が育つ環境になります。
菌ちゃん農法に必要な材料
菌ちゃん農法で作る
野菜の栽培に必要な材料は、糸状菌の餌になる
- 丸太
- 枯れ枝
- 落ち葉
- 枯れ草
- 竹
- もみ殻
など、どれも一見こんなんで野菜が育つのか?と不思議になる材料です。
このような材料なら ちょっとした公園や山で調達できるものばかりです。
材料を集めるのに無料でいただける物も多くお金もそんなにかからないのではないでしょうか?
菌ちゃん(糸状菌)の材料になるものは、硬いもの!
柔らかいものだと他の菌の餌になり糸状菌が食べる前に分解されてしまい糸状菌の餌になりません。
菌ちゃん農法での畝づくり
菌ちゃん農法での畝たての理想は、幅100㎝高さ50㎝の畝になります。
畝幅は何センチでも問題ないと思いますが、重要なのは畝の高さです。
畝の高さが低いと水はけが悪く、いつも湿った状態になってしまう可能性が高いのです。
畝がいつも湿った状態だと糸状菌が成長できず、野菜に栄養を送るための菌糸を増やすことができません。
糸状菌は適度に湿り気があって乾いた状態が大好きです。
そのため畝を高くつくるのが理想です。
畝の底の両サイドに丸太など硬い物を入れ糸状菌の餌を置いてから畝を立てます。
底辺が約130㎝
高さを50㎝で積み上げ
畝の上の幅が100㎝になるのが理想です。
菌ちゃん畝ができたら
畝幅100㎝高さ50㎝くらいの畝ができたら、畝の上に糸状菌の餌になる枯草や細い枝、もみ殻などを厚み約10㎝ほど敷き詰めます。
枯草の上に軽く土をかぶせる。
土を乗せたら畝の完成です。
この状態で雨が降るのを待ちます。
雨が降ったら
菌ちゃん畝を立てて一雨当てたら黒マルチを張っていきます。
黒マルチを張る理由は、糸状菌は水に弱いためです。
先ほども話しましたが、水浸しの状態では糸状菌が育ちにくくなります。
逆に完全に乾いた状態でも糸状菌が育ちません。
そのため、一雨あてて適度に水分を含んだ状態で黒マルチを張るのが理想です。
黒マルチを張ったら
黒マルチを畝に張り終えたら、適当な間隔で空気穴を開けていきます。
完全に密封してしまうと、これまた糸状菌が増えずらい環境になるため畝の側面に
適当な間隔で空気穴を開けていきます。
こうすることで糸状菌が喜び増えてくれます。